dahlia kaoriのつぶやきエッセイブログh.kaori

ダリヤのメルマガに登録していただいた皆さん、曲は聴いていただけたでしょうか。

私も久々に歌の録音に臨みました。

そして今これを初めて見たよ!という方も今のうちに登録していただけると、次回に間に合います。

そう、これからもメルマガの特典として、いろいろやっていきたいなと思っています。曲のプレゼント配信含め。


実は、dahlia(ダリヤ)という名前で曲を作り始めた頃を振り返ると、今年で生誕20年となるようです。

昔のことで、いついつ始めたと言う記録はないんだけど、1996年くらいには、やり始めてた気がします。

CDデビューは1998年なので、デビュー20周年は2018年。

ダリヤっていう名前が生まれてから、20年も過ぎちゃった。びっくり!


マイペースな活動にもかかわらず、こうやってサイトに訪れていただいたり、

曲を聴いてもらえたりして、有り難いなと思っています。

2013年にdahlia-works展という作品展示をした時、その時は音楽の発表ではなかったけれど、

本当に多くの人にそれまでの活動のまとめを見ていただいて、

遠方から来ていただいた方や、久々にお目にかかる方もいて、本当に嬉しかった。


あの時の感覚が私にとってはとても大きかったと思います。

だから辞めなかったんじゃないかって思うもの。

そして、いろいろな道のりを経て、今ここにこうやって、ダリヤ20歳(成人式!)を迎えることができることも幸せ。

1つの名前で20年を迎えたってことに、我ながら驚きます。


飽きっぽい私がここまで続けられたのって、人生の中でdahliaくらいじゃないかと思います。

そもそも職業って概念がピンとこなかった私だけど、今ではもう『dahlia=職業』みたいです。


そんなdahliaも、最初活動し始めた時は男女デュオ。

聞く人の年代とかは意識せず、 ただ、日本以外の国の人にも聞いてもらえたら良いねって話したことを覚えています。

それからバンドになったり、また二人になったかと思えば、ソロになって、

思えばいろいろあったなぁと思います。


ソロになった時、曲を作る人がいなくなってしまったのに

インディーズでそのまま活動を続けるってこと自体、当時は珍しかったんじゃないかと思います。


でも、あの時、「辞めるとしても今じゃないな」

って感覚だけはあって、不安ながらも、その自分の感覚に従いました。


そして、周りのミュージシャンやバンドメンバーを始め、レーベルの方々に助けてもらいながら、

初のソロアルバム『musics for my funeral(私のお葬式のための音楽)』をリリースできて、

この制作に携わってくれた全ての人に本当に感謝しています。


あれが出せなかったら、今の私はいないだろうと思う。

そして、これを出したら私はどの(音楽の)方向にも行けるだろうって思いました。


ソロになったあと、韓国にライブに行ったり、いろんなアーティストの作品で歌うことができたりして、

ひとりになった時に辞めないでよかった。

『辞めるとしても今じゃない』って感覚はこのことだったんだろうなぁと

後になって思えた。


それからアルバムを2枚出した後、冬眠に入るかのような時期を経て、今に至ります。


人生は保証も何もない。

いつ死ぬのかもわからない。

困ったことに、良い知らせとか、幸せなことって後からやってくるし、わかったりするし、

自分の選択がベストなのかも、わからない。

でも、なんだかんだで人生は良い方向へ流れていくんじゃないかと、どこかで思っている自分がいます。


ダリヤを聴いてくれた皆さん、待っててくれた方に大感謝。

だからこそ、続けられた。そう思います。ありがとう。


20歳ということで、また新たな出発の年として、これからもやっていきます。

良い歌声を届けられるように。そしてますます自由な私でありますように。

その姿、作品をみなさんに届けられますように!



kaori(dahlia)